奇跡の修復城 北陸地方唯一の現存天守 丸岡城

丸岡城とは

丸岡城は、1576年に柴田勝家の甥、
柴田勝豊によって築かれました。
天守が江戸時代以前に建設され、今なおその姿を
残すのは日本全国で12城のみ。
なかでも丸岡城は、
自然のままの石を積み上げた石垣のほか、
全部石瓦で葺かれた屋根など、
全国的にも稀な古い建築様式を持つお城です。

丸岡城は「霞ヶ城」とも呼ばれ、
春に満開の桜に包まれる様は、
まさに薄紅色の霞に包まれたようです。

歴史

奇跡の修復城

織田信長の家臣である柴田勝豊が1576年に築いたとされるのが、この丸岡城です。1948年に起きたマグニチュード7.1の福井地震により、丸岡城天守は石垣もろとも完全に倒壊しました。甚大な被害により誰もが絶望を抱いていましたが、修復を願う多くの人々の熱い想いや、全国からの修復費用の寄付により、柱や梁など主要部分の70%以上を再利用してわずか7年で奇跡的に修復を成し遂げました。

見どころ

日本国内に現存する
十二天守のひとつ

江戸時代以前に建設された天守が今も残っているお城は全国に12城あります。丸岡城はその貴重な天守を持つ城のひとつで、国の重要文化財に指定されています。戦国時代に多く見られた古風な建築様式が特徴的です。また、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節によっていろんな表情や催し物を楽しむことができます。

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運営者概要

公益財団法人 丸岡文化財団
(事務局:丸岡城管理事務所)
〒910-0231 福井県坂井市丸岡町霞町1丁目59
0776-66-0303